2026/10/15 16:38
「ハチミツが白く固まってしまった!」涼しくなってくると、そんな経験はありませんか?
固まったハチミツを見ると、
「溶かさなきゃ」
「もう食べられないのかな?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ちょっと待ってください。
結晶したハチミツは、無理に溶かさなくても、おいしく楽しめるんです。
今回は、ハチミツが白く固まる理由と、
廣田養蜂場がおすすめする「ザラトロ」の楽しみ方をご紹介します。
ハチミツが白く固まるのは、なぜ?
ハチミツには、主にブドウ糖と果糖が含まれています。
このうち、ブドウ糖が結晶になることで、白くなったり固まったりします。
これは自然な変化で、結晶したからといって、品質が悪くなったわけではありません。
結晶のしやすさは、蜜を集める花によっても異なります。

廣田養蜂場では、
・みかん
・櫨(ハゼ)
・烏山椒(カラスザンショウ)などが比較的結晶しやすいと感じています。
また、保存する温度も関係しており、14℃前後では結晶が進みやすくなります。
なぜ、廣田養蜂場は溶かさないの?

私たちは、花ごとの香りや風味をできるだけそのままお届けしたいという思いから、ハチミツを約30~31℃で保存しています。
ハチミツは、温める温度や時間によって、香りや風味が変化することがあります。
だから、結晶したからといって、すぐに温めて液体に戻すことはおすすめしていません。
せっかくの花の個性を、結晶したままでも楽しんでいただきたい。
そんな思いがあります。
結晶したら、混ぜて「ザラトロ」に

結晶したハチミツは、すべてがカチカチに固まるわけではありません。
まだスプーンが入る柔らかさのうちに、瓶の上と下をゆっくり混ぜてみてください。
状態によっては、固い結晶の塊になりにくく、ザラッとした粒感と、とろりとした口当たりを楽しめます。
私たちは、この食感を「ザラトロ」と呼んでいます。
たとえば、チョコレート。
なめらかな生チョコもおいしいけれど、パリッとした板チョコにも、また違ったおいしさがありますよね。
ハチミツも同じです。
液体のとろりとしたおいしさもあれば、結晶したザラトロのおいしさもある。
どちらが正解ではなく、食感の違いを楽しむ。
そんなふうに考えていただけたらうれしいです。
※結晶の状態はハチミツの種類や保存環境によって異なります。固い場合は無理に混ぜないでください。
ザラトロのおすすめは、ヨーグルト

初めて結晶したハチミツを食べるなら、ヨーグルトにひとさじ。
なめらかなヨーグルトと、シャリッとしたハチミツの粒感がよく合います。
Instagramでも、
「ギリシャヨーグルトに入れたら、すごくおいしい!」
といううれしい声をいただきました。
ほかにも、バターと一緒にパンに塗るのもおすすめです。
いつもの朝食に、ちょっと違う食感を加えてみてください。
どうしても柔らかくしたいときは?
液体に近い状態で使いたい場合は、使う分だけを耐熱容器に取り分け、温かいお湯でゆっくり緩める方法もあります。
途中でかき混ぜながら、使いやすい柔らかさになったら取り出してください。
完全に透明な液体に戻そうとする必要はありません。
温めることで風味が変わる場合もあるため、瓶ごと何度も温めるより、必要な分だけを緩めることをおすすめしています。
液体に近い状態で使いたい場合は、使う分だけを耐熱容器に取り分け、温かいお湯でゆっくり緩める方法もあります。
途中でかき混ぜながら、使いやすい柔らかさになったら取り出してください。
完全に透明な液体に戻そうとする必要はありません。
温めることで風味が変わる場合もあるため、瓶ごと何度も温めるより、必要な分だけを緩めることをおすすめしています。
固まったら、新しいおいしさの始まり

ハチミツが白く固まったら、
「困ったな」と思う前に、まずはひとさじ。
とろりとした液体もおいしい。
結晶したザラトロもおいしい。
花によって香りや味わいが違うように、結晶したときの食感にも個性があります。
ハチミツは、液体でなければいけないわけではありません。
お手元のハチミツが結晶したら、ぜひその変化も楽しんでみてくださいね。